豪本探求日誌 ←前の月へ 次の月へ→ 戻る
2000年 10月
10月２９日:
東京の定期巡回ロード。神田→風書房→まんがのさんぽみち→佐藤書房。
先週行ったばかりの神田は軽く流して、久々の風書房では、スキマものをさらう。
大体コチラが行っているようなところはもちろん風のご主人も物色しているようで、
最近はモノがないというハナシになる。
まんがのさんぽみちではひたすら別冊付録をあさる。
どこにでも売ってそうで、意外と安く売ってるトコロは少ない。
次の目録用のブツもそろいつつあるようだ。
佐藤書房でも別冊付録がメイン。槙村ものと、のなかザウルトラマン掲載号と、
面白いところが見つかったんで満足。
あんまり期待してない時にいろいろ出てくるもんだなあというカンジでまずます
のロードではあった。
目録も来始めてるが・・・・まんだらけの目録の結果次第では今月あんまり身動きとれなかったりして(>_<)
まあどうせあたらないだろうとタカをくくってるんだけども(^_^;)

今週の収穫
（まんが：新刊）
・戦群　第1巻　吉川英治 原作 永井豪 画　（マンサンコミックス）
＞今後どう展開していくのか、けっこう期待してます。

（まんが：古本）
・レスラー軍団大抗争　全3巻　おうたごさく（講談社ボンボンコミックス）
・聖戦士ロビンＪr　　第1巻　おうたごさく（講談社ボンボンコミックス）
＞なぜか今まで買ってなかったので、つい購入。
・実戦　ゴルフルール早分かり　蛭田充　（学研）
＞WEBで購入。だんだんスキマものもきつくなってる。。
・まんがでわかる保険の最大活用法　今井義男 監修　村祭まこと 画（集英社）
＞これぞスキマものの王道というカンジ。ただ、これ1冊のためにまんがでわかるシリーズ6冊セットを
　購入したが、意外と他も面白かったりする。

（まんが：雑誌）
・月刊マンガボーイズ　1994年8月号創刊号
＞永井豪「大牙」連載開始号。俺が狩らずに誰が狩る！！
・ＳＦアドベンチャー増刊　夢枕獏VS菊池秀行ジョイントマガジン
＞菊池秀行と永井豪の対談記事収録。

（その他）
・UFOロボグレンダイザー　栄光社TVうたのえほん
＞あるものは購入。

いよいよ、今週はダイナミックボックスの発売日だ！！

10月２1日:
けっこう久々に（といっても1ヶ月ぶり）神田に来る。
特に大きな買い物をする気はなく、一通り回って、スキマ系をさらう。
新刊書店で、ジョージ秋山のHPで有名な今人さんも絡んだ雑誌「キャラクターＱ」を購入。
ダイナミック伝説という特集では団龍彦こと菊池忠昭さんのインタビューがあり、必見。
一つ気になったのは「ダイナミックBOX」の発売日。広告では10月25日とあったが決定なのだろうか？
今回の東京上陸の目的でもあるNGFCの定例参加に参加。
まあ、ここまで毎度定例に参加しておいて今更ながら、
NGFCの会員になりました！
新しく生まれ変わりもしない自分ですがよろしくお願いしますm(__)m

今週の収穫
（まんが：古本）
・幽霊探偵カーナッキ　すずき清志　（学研文庫）
・吸血鬼ドラキュラ　田中正仁（学研文庫）
・ジキル博士とハイド氏　ひおあきら（学研文庫）
＞学研ミステリーシリーズの3冊。表紙と巻末のイラストを風忍が担当。
　うれしいけど、1回見逃してましたわ・・・こういうのがさらっとでてくるあたりが、
　東京のおそろしいところ。

（まんが：雑誌）
・プレイコミック　1976年10/28号、11/25号
＞永井豪「快傑痴仮ン面」掲載号。イタさ全開がしびれます。
・プレイコミック　1977年3/9号
＞永井豪「おさかん家族」掲載号
・ヤングメタル　創刊号
＞永井豪「恋の痛みは超特急」収録号
・週刊宝石1997年12/19号
＞永井豪「ラブリーエンジェル」掲載号
・COMIC BOX 198３年1月号
＞石川賢インタビュー掲載号
・テレビマガジンアニメスペシャル�B装甲騎兵ボトムズ（講談社ポケット百科）
＞のなかみのるの描き下ろしイラストあり。

（その他）
・永井豪2001年カレンダー
＞描き下ろしイラストはないが、スペオペ宙学などなかなかよいです。
・永井豪の恐いゾーン２　戦鬼（バンダイ）
＞ガイさんのダブりもの。こういうのも意外と探しにくくなってきてます。

今後も軌道修正しつつもイヤゲな探求は続行する予定(>_<)。

10月15日:群馬へ行く
群馬県の「第4惑星」というプレミア古本屋が今日久しぶりの店舗営業らしい。
正直、あまり今月は大きな買い物はしたくなかったのだが、
まあどんなところか、見物気分で見に行くことにする。
（何もなくてもネタ作りになるかなーという不純な動機がいっぱいだ(>_<)）
雑兵さんを巻き込んで見に行くが、すっげー遠い。
高崎線新町駅は新宿から券買機で買えるぎりぎりのところ。
1時間半ほど電車に揺られて駅に到着。
いいカンジのさびれ具合の町並みを歩くが、古本屋らしきものが
見当たらない。「駅からダッシュで1分っていってたしなー」と
通りすぎた道を振り返ると、ごく普通の住宅にちらっと古本ののぼりが
見える。「・・・・・・もしかしてここかい！！」無論ならんでいる人などゼロ。
住宅から女の人が出てきて、「（店の主人は）まだ倉庫にいるんで、2時くらいには来ます」
開店まで時間があるので、近くのファミレスの場所を教えてもらい、そこで時間をつぶす。
いざお店にいくと、ホントに住宅の1画を改造した6畳ほどのお店だった。
それほど置いてある本の数は多くないのだが、何気なく「馬子っこ金太」だの、
「それいけコンバット」だのが無造作にならんでおり、「高いけど、モノはある」
という噂は確かに本当だった。雑誌はそれほどなく、単行本類がメイン。
「せっかくここまで来たからなあ」的物色をしていると、店の主人と雑談になる。
世間は狭いことを痛感。どうも、ココの店は目録発行がメインで、店舗営業は
殆どしていないそうで、たまにＨＰ上で開店日を告知して開けるだけのようだ。
結局、無造作に売っていた「梶原一騎ワールド」という同人誌と、
「マッハSOS」全巻セットを購入。単行本メインだけあって、状態に関しては
細かい説明をして見せてくれる。まあ、単行本マニアは状態にうるさい人が
多いからだろう。目録掲載商品も展示されており、もうすぐでるようです。
とりあえず、中野に戻ってまんだらけで物色。スキマものをさらって
ついでにＺＥＲＲＹ藤尾先生の「扉をコジあけて」やっと購入。
まあ、こういうロードも年に1回程度はいいかなと思った。

今週末の収穫
（まんが：新刊）
・ゲッターロボサーガ�K　真ゲッターロボ第2巻　石川賢　（双葉社アクションコミックス）
＞若干の加筆も加わってゲッターロボサーガも一段落。
・デビルマンレディー　第7,8巻　永井豪（講談社漫画文庫）
＞最終巻となる9巻でどれだけの加筆が加わるのか楽しみ。

（まんが：古本）
・マッハSOS　全６巻　桜多吾作　（双葉社１００てんランドコミックス）
＞桜多吾作先生の作品で意外とみつけにくいところなので
思わずいってしまった。。。状態は文句無し。
・ヒーロースペシャル　（小学館てんとぅ虫コミックス）
＞コロコロコミックに読みきりで書かれた当時の連載漫画のヒーローキャラの合作
漫画の単行本。斉藤栄一がプラモ天才エスパー太朗で参戦している。

（まんが：雑誌その他）
・週刊少年キングオリジナル1977年1/16号
＞これは雑兵さんからの頂きモノ。永井豪「リョコー少年団」、はまだよしみ「ガンバンＢ」掲載号。
・Comnavi　vol.6、８
＞6号は石ノ森章太郎追悼コメント、8号は永井豪特集記事
・ＧＯＬＤRACK絵本
＞すっげー怪しいグレンダイザー絵本。

今更ながら、すっげー遅れ馳せながら、
北波さん、あさみぃさん
お誕生日おめでとうございます！！m(__)m

10月9日
おうちでのんびりモードながら、実家周辺の散策。
まずは小合金ゲッター２を無事確保。実家の近所は穴場だと思ってたが、
すでに残り少なかったところをみると、ホントに売れている。
高円寺、吉祥寺周辺を回るが、「キャラ魂」のバックナンバー狩るくらい。
今更気づいたの？ってカンジだが、面白い。「玩具人生」ともども愛読しようと思う。
（さすがに玩具系は実物いくつもりはないが。）
最近雑誌のバックナンバーを置くところが増えてきた。サブカル系はどこにでも
売っているわけではないので、意外と重宝する。
そろそろ、ダイナミックものの新刊、連載ネタがつきそうなカンジが
していたが、スピリッツの新増刊も石川賢の新作「アサシン」がのるようだし、
素直にいろいろ期待してます。
まあ、あとはゲッターロボサーガと、今月末のダイナミックBOXに期待してます！！

今週末の収穫
（まんが：新刊）
・スーパーロボット列伝コミック�D　ゲッター2（マーミット）
＞だんだん手に入れるのが難しくなってきたような気がする。

（まんが：古本）
・ホームランゴング！　全2巻　高円寺博 原作　桜多吾作　画　（講談社ＴＶマガジンコミックス）
＞桜多吾作先生の作品は昔のやつは妙に高いんで手をだしてなかったのだが。
　状態悪いけど安かったので。読めれば自分は気にしない。

さすがに今月はきついので、来週以降はおとなしくしている予定
（↑誰も信じないだろうなあ。）

10月7日
やっとヤフーも一段落。「ヤングマン」にはやられた！！回天の続編がいきなり読めるとは。
次号の永井豪ギャグマンガも楽しみに待とう。
「柳生十兵衛死す」も楽しみだが、今月末は戦群第1巻、ダイナミックBOXも発売。
まだまだ年末に向けていろいろ仕掛けがありそうでダイナミックファンの
お楽しみはこれからだ！！明日以降は実家でおとなしくしてる予定（多分）

今週までの収穫
（まんが：新刊）
・アレクサンダー戦記　田中正仁　画　（メディアファクトリーMFコミックス）
＞モンゲロゲーさんの指摘なかったら、買ってない。サンキュです。
　実際のアニメ映画と似たようなタッチで書いてます
・バイオレンスジャック　（小学館My First Big）
＞今度はワタシも好きなエピソード、ハイパーグラップル編だ！

（まんが：古本）全てヤフー。
・ルンルンマイコン　入門編　小山田つとむ　（旺文社RUNRUNコミックス）
＞これでルンルンマイコンコンプリ。
・ベルベットゾーン　全１巻　滝沢解　原作　田中正仁 画（双葉社アクションコミックス）
＞田中正仁さんは渋谷ホンキイトンクなどを読んででダイナミック出身作家だとは意識してなかった。
・劇画　比叡山　千日回鋒　蛭田充　画（下野新聞社）
＞こういうのもあるのか！という仏教マンガ。

（雑誌モノ）
・プレイコミック1978年4/13号
＞永井豪「おさかん家族」最終回。かなりヤケクソな内容(>_<)

密かに目録だけは取り寄せてる今日この頃。

9月30日〜10月1日:全く何やってるんだ俺はの大阪ロード!
ヤフーに手を染めて1週間。いろいろモノが届きだしてそれはそれで
満足なのだが、心の隅に引っかかっていた大阪での「アメリカ村大古本市」
にやっぱり行って見ることにする。
もう近辺を回っても殆ど出てこない（←自分が悪いのはわかってるけど）
新鮮味がなくなってきたのが一番なんだが。
名古屋に行ったのと同様に靜岡までは車で行って新幹線。
前に来た時はまんだらけ以外何がどこにあるのかもわからなかったが、
ま、古本市でなんかあるだろうという御気軽なノリではあった。
しかし、大阪近辺の老舗が集ってるだけのことはあり、
初日でもないのに雑誌がたくさんあり、隙間もの中心にじっくりと
見る。オークションなるものもあったが、コチラは興味をひくものはなし。
この時点ですでに満足だったのだが、せっかくなので、梅田近辺を
じっくり攻めることにする。
まずは大阪まんだらけ。例のデビルマンのカラーイラストがこっちにはあった！
中野から回したのかも。しかし、お店には買い取りの列ばかりで、
オークションもイマイチ。これがなんで？というものばかり。
雑誌も冒険王とかはあったのだが、おいしいところはなし。
やっぱどこも目録においしいところ回してるんだなあというかんじ。
そのあとは一旦駅方面に戻り、JR大阪駅前ビルの古本街を回る。
もっきりやというところでいくつか付録購入。しかし、大阪は地下街が
発達してるというより、地上の道路がすごい通りにくい。
迷いまくってかなり歩いた。ちょっとおそめの昼飯食いつつ、
実は梅田古書倶楽部の場所がすごい近くであることに気がつく。
古本地図より、「アメリカ村大古本市」の目録の店舗紹介の地図の方がわかりやすい。
ここもちょっと迷いつつ到着。いいカンジの品揃えだが、なんで小説イラストもんにこんなに
プレミアつけるんだと素直に思った。友成純一コーナーがあって渋い！と思ったら
フレア伝は2巻SETばかり。全3巻だと知らないのか、単に3巻目がないのかは
わからないが、あんな値段じゃ誰も買わないだろうに・・・
しかし、ここの品揃えは渋い。まんだらけよりよっぽどいいとは思った。
梅田近辺ではあと、「まんが天国」は1回行って見たい店ではあったが、
かなりいい時間になってきたので、一旦宿を探す。
ホテルのフロントに直接交渉して部屋をとるも、かなり怪しいと思われたのか,、
前金をかなり余分に請求してきた。値段の割にはサービスもイマイチで、
今度来る時は絶対に泊まるまい。
チェックインしてから、「まんが天国」の閉店まで時間があるので、とりあえず
行って見ようと思い立って飛び出すも、いきなりの大雨と、
道を間違えてずぶぬれになり、30日はココでロード強制終了。
次の日は、近辺までの道筋を確認した上で、行って見るも、なぜか見つからない。
ぐるぐる回っても目的のビルがない。近隣のコンビニで住所の場所を確認。
やっとみつかる。・・・この店開いてるんだろうか?と思うくらい静かな雑居ビルに
まんが天国はあった。雑誌はないものの、なかなか渋い品揃え。
ばんそうの飛び出す絵本がカゲスターばかり何十冊もあるのが謎だが、
いくつか単行本などを購入。同業者らしき客が来てその人も古本市の袋を持って
いたので、思わず苦笑い。
大阪恐るべし！！と素直にココで帰ることにする。たこやき買って新幹線で靜岡へ。
靜岡に戻ってくると、まだ夕方だったので、靜岡のお店も数件回ってみる。
意外と出るときは出てくるもので、ここでもいくつか購入。
大阪・・・しばらくは行きたくても行けないが、やはりたまにはいいものだと思った。
次行く時は食い倒れ行くとか少しは観光もしなきゃイカンなあ。

今週の収穫
ダブり、雑誌付録は載せきれないので割愛。
（まんが：古本）
・下町少年野球団　全2巻　小山田つとむ　（若木書房ＣＭ）
＞BENちゃんから2巻頂いてたのだが、ヤフーで1巻みつかり、コンプリ。
・明日はツモろう　第３巻　いしかわ賢 原作　村祭まこと 画（双葉社アクションコミックス）
＞これもヤフーでげっと。あと1巻はなかなかないだろうなあ。
・スーパーマリオブラザーズ　ゴーストクッパの逆襲　斎藤栄一（双葉社アクションコミックス）
＞斎藤先生はけっこういろいろ書いていそうなカンジが・・・
・ニイハオ！キョンシーくん　全２巻　斎藤栄一　（小学館てんとう虫コミックス）
＞こういうのもなかなかないんです。
・まろ　1巻、3巻　永井豪　（若木書房ＣＭ）
＞版違いは興味ないのだが、新版の表紙バージョンだったので購入。

（イラスト資料関係：古本）
・新キューティーハニー　vol.2　（ケイブンシャ）
＞VOL.2はなかなか見ないので。
・「マンガは時代を映す」　谷川彰英　編（東京書籍）
＞永井豪、里中満智子、矢口高雄がそれぞれ自分のマンガを語る本。
・スーパーロボット大図鑑　１　鉄の城編　（バンダイEB）
＞悪魔辞典の方は良く見るが、これは初めてだったので。
・ＵＦＯロボグレンダイザー　（ばんそうポップ絵本）
＞安かったので購入。
・宇宙船別冊'70年代特撮グラフィティ　スーパーヒーローアルバム２（朝日ソノラマ）
＞バトルホーク、アステカイザーの紹介記事、放映ＬＩＳＴあり。
・獣神ライガーシールセット
＞アニメ版のステッカーセット。つい安いので・・

（雑誌モノ）
・週刊少年チャンピオン1971年35号
＞石川賢「修羅場っくれ」第2回、永井豪「あばしり一家」収録号。
・週刊少年キング　1975年48号、1976年1号
＞永井豪「心霊探偵オカルト団」、真樹村正「どろんぱ忍丸」収録。
・月刊少年マガジン　1975年9月号
＞「花の天誅組」カラー掲載号。真樹村正「ジャイアンツの豪快くん」収録
・月刊少年マガジン　1975年12月号
＞はまだよしみ「ミジメくん」のみ収録。
・月刊少年マガジン　1976年9月号
＞永井豪「シャーヤッコ・ホームズ」、はまだよしみ「ミジメくん」収録。
・月刊少年チャンピオン1976年10月号
＞桜多吾作「劇画ロードショー　世界最強の男」、はまだよしみ「トリトルくん」収録
・月刊少年チャンピオン1977年4月号
＞桜多吾作「劇画ロードショー　パニック　イン　スタジアム」、はまだよしみ「トリトルくん」収録
・月刊少年チャンピオン1977年11月号
＞はまだよしみ「トリトルくん」のみ収録

（謎の同人誌）
・ふしぎな仲間たち　３、５、６、７号（ふしぎな仲間たち社？）
＞1976年発行の謎の同人誌。おかざき優の「愛の墓標」が連載されている。
　続きをどうやって読むのだ！！
　実はヤフーはこれを見て思わず行き出したきっかけのブツ。

来週もイヤなものが来る予定。