11/12はホテルでゆっくりとしつつ、時間早めに再び昨夜の授賞式会場アトリウムガーデンへ。
今日と明日の2日間はイベント即売会場となり、今日は昨日の受賞者とファンの集いがあるためである。
今日は昨日の雨から打って変わって快晴！！さわやかな気分で開場を待つ。そして11時過ぎには入場。そそくさと会場内の即売会場を回る。
しかし、初めてのプレイベントとはいえ、段取りは最悪。入場経路が外からしか入れないことが中で待っている人に説明や表示がなかったり、
記念のロゴT-シャツを買おうとしたら、ちょうどはらえるといっているのに、アルバイトの販売員が、
「おつりがないのでお売りできるかわからないので待って下さい」
とわけのわからん対応で準備不足がありあり。とはいいつつも、今回の会場限定の「ヒーローバンド」は1個しっかりと確保。
ファンミーティングの椅子席を即座に前列確保。ヤシキくんに速く来ないといいところで見れないよと連絡すると、
ガイさんが九州一のブックオフ博多店舗で物色中とのこと。とりあえずファンミーティング開催まで待つ。
ただの休憩用の椅子と思っていたカップルや家族連れがイベントのとわかってはなれたので、無事にヤシキくんと前列に陣取れた。
そしてファンミーティングが開始。司会は斉藤ゆりと。。。なんとレイパー佐藤。電波少年ピンクと一緒に受賞者とのファンミーティングを仕切る。
最前列なのでいきなり「今日は何時から並んでましたか？」との問いを受けて素直に「開場後11時です」と答えて、
「ハイ、ありきたりな回答ありがとうございます」といなされる。
朝から並んでいた人を見つけてから、いつものロボコップものまねを披露して会場をあっためて、自分もヒーロー絡みであることを強調して
・永井豪
・佐原健二、西條康彦、桜井浩子（ウルトラＱ）
・池田駿介（キカイダー０１、帰ってきたウルトラマン）
・石田信之（ミラーマン）
・梅図かずお
と受賞者が登場してファンとの集いはスタート。
いきなりは質問しづらい空気なのでレイパー佐藤が各々に質問。
梅図さんが最初のウルトラマンの漫画を書いていることを指摘したところで、
梅図先生が逆に桜井浩子さんをモデルにまことちゃんの花子先生を書いたと告白してびっくり。
永井先生には、まず「この間の河崎監督の映画出演（まぼろしパンティｖｓへんちんポコイダー）ありがとうございました」
と敬礼して,「原作の漫画が映像化されることに関してどう思っているか？」で
「漫画と映画は別物だと思って一観客になることを楽しみにしている」
「実は私も先生の作品の映画にヤキトリ魔人役で出演しているんですよ」には、
「ヤキトリ魔人ってココの会場の人にはわかんないじゃん！」と内輪受けしていると、
「あっわかる人もいるんですね。うれしい！！」とレイパー佐藤も反応してくれた。
ウルトラＱトリオは40周年を記念して怪獣伝説が出るので買ってほしいと宣伝。
（円谷の社長も見ていたので。）最近の特撮作品で共演していることもあって、
レイパー佐藤が逆にいじられて貫禄負け。
池田さんには当時の熱狂的なエピソードとして、ハワイにキカイダー記念日がある
エピソードを。実際に4/12にキカイダーの日があるそうだ。
石田さんは来春新作の「ミラーマンＲＥＦＬＥＸ」に教授役で出演されるとのこと。
そしてファンからの質問は池田さんに「キカイダーの変身ポーズをこの場で見せて欲しい」
照れずにやりきる池田さんに会場は拍手喝采！！
さらには池田さんに「裏番組で数話悪役をしていたときの心境を教えて欲しい」
「正確には3話です。うーん。。。。仕事ですからと割り切ってやりました」
と多少の迷いがありつつもプロとしてこなした複雑な心境を素直に話す。
そして、佐原さんに「ケムール人に変身するエピソードで耳をピクピクさせるのは
特撮か、実演ですか？」には、堂々と前に出てきて
「ただ静止して変身では今ひとつ伝わらないので僕からスタッフに相談して入れました」
と耳ピクピクを実演。
と、ここでミラーマンの石田さんが別会場の映画のゲスト出演のため退席したところで、
「そろそろいい時間なので質問がないようでしたら。。。。」とレイバー佐藤がいいだしかけたので
思い切って挙手。
司会の斉藤ゆりが小声で「永井豪先生か、梅図先生に。。。」といって近ずいてきたのがほほえましかった。
「永井豪先生に質問です。」
「女性のスーパーヒロインの元祖は永井豪先生ですが、キューティーハニーの誕生エピソードを教えてください」
とおもいっきりベタな質問にもにこやかに
「当時マジンガーＺのあとで女性のヒロインものをやっていいといわれて、東映からは多羅尾伴内のような七変化のテイストの要望があって、
ハレンチ学園も漫画でヒットしていたのでそれにお色気テイストを加えて、変身するときに裸のシーンを入れてみたのがハニーです。
当時の作画スタッフは変身シーンに裸が出てくるので大喜びでやってくれたみたいです（笑）」
と答えてくれました。
と、ここで永井豪先生もラジオ出演があるので退席。
そして最後の質問「ヒーローになったり、ヒーローものを書いていたりした当時、そして30年後もこれだけの支持を得ている心境をお聞かせください」
池田さん「うーん。。。。。言葉にして説明することができません。これが答えです」
と、当時のスタッフや全体の頑張りあってのことで、自分は無論ベストをつくしたけれど、役をやれる恵まれた環境であっただけで、
それを自分ひとりの心境で語るのは難しいし、おこがましいという心境が十二分につたわる熱いうーんに質問者も納得。
ウルトラＱ「当時はスタッフもわれわれも精魂こめてやってきた。それが全てです」
と、みなさん共通していたのは
「製作者たちのがんばり、ファンの熱い支持があってこそで、自分ひとりだけの力ではない」ことでした。
そして何よりもレイパー佐藤が「なんかまだ新作でそのまま出てもいいくらい皆さん変わらないですよね」
といっているのがあながちお世辞に聞こえないくらい、みなさん30年たっても変わらず若々しいこと！！
（コレはウルトラＱのメンバーに「失礼な！まだ現役だよ！桜井さんだってウルトラマンＭＡＸでてるじゃん！」
と突っ込まれて地雷になってしまいましたが。）
石田さんも池田さんもとても当時の放映から30年後とは思えず今でもそのままできそうなくらいかっこいい！！
無論、大会実行委員長の藤岡弘さんはバリバリの現役ですし。
永井豪や梅図かずお先生も含めてメンバーの平均年齢が60歳近いとはとっても思えなかったです。
終了後、「昨日のアワードよりもある意味よかったね〜」と感慨にひたっていると、ヤシキは
「いや〜レイパー佐藤って面白いですね〜」
お前のツボはそこかい！！
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